alt属性とは?SEO効果と正しい書き方・記述例をわかりやすく解説

2026年6月25日

著者: 与謝秀作
alt属性とは?SEO効果と正しい書き方・記述例をわかりやすく解説

画像のHTMLを書くときに見かける「alt」という記述。なんとなく入れているものの、何のためにあるのか、SEOに効果はあるのか、よくわからないまま使っている方も多いのではないでしょうか。alt属性は、画像の内容を検索エンジンやユーザーに正しく伝えるための重要な要素です。この記事では、alt属性とは何かという基本から、SEO効果、正しい書き方と記述例、よくある失敗例まで、わかりやすく解説します。

alt属性とは

alt属性(オルト属性)とは、HTMLのimgタグに記述する、画像の内容を説明するためのテキスト情報です。「alt」は「alternative(代替)」の略で、その名のとおり、画像そのものの代わりになる説明文を指します。画像が表示できないときに代わりに表示されたり、検索エンジンや音声読み上げソフトに画像の内容を伝えたりする役割を持ちます。

alt属性の基本的な書き方

alt属性は、imgタグの中に「alt="画像の説明"」という形で記述します。たとえば青いスニーカーの商品画像であれば、alt="青いランニングシューズの商品写真"のように、画像が何を表しているかを簡潔なテキストで書きます。画像のファイル名やURLを指定するsrc属性とあわせて、imgタグの基本要素として記述するのが一般的です。

alt属性が必要とされる3つの場面

alt属性は、主に次の3つの場面で役立ちます。

  1. 画像が読み込めないとき:通信エラーやファイルの不具合で画像が表示されない場合に、代替テキストとして内容が表示される
  2. 検索エンジンに伝えるとき:画像の中身を理解できないクローラーに、テキストで画像の内容を伝える
  3. 音声読み上げを使うとき:視覚障害のあるユーザーがスクリーンリーダーで閲覧する際に、画像の内容を音声で伝える

alt属性のSEO効果

alt属性は、適切に設定することでSEOにもプラスに働きます。検索エンジンは画像そのものの内容を人間と同じようには認識できないため、alt属性のテキストを手がかりに画像が何を表しているかを判断します。ここでは、alt属性がSEOにもたらす効果を見ていきます。

画像検索からの流入につながる

Google画像検索では、alt属性のテキストが画像の内容を判断する重要な要素になります。適切なalt属性を設定しておくと、関連するキーワードで検索したユーザーに画像が表示されやすくなり、画像検索経由の流入が期待できます。商品画像や図解など、視覚的に検索されやすいコンテンツでは特に効果が大きくなります。

ページ内容の理解を助ける

alt属性は、検索エンジンがページ全体のテーマやコンテキストを理解する助けにもなります。本文の内容と画像のalt属性が整合していれば、ページがどんなトピックを扱っているかが検索エンジンに伝わりやすくなります。これは間接的に、通常の検索結果での評価にも寄与します。

アクセシビリティ向上が評価につながる

alt属性はアクセシビリティ(誰もが情報にアクセスできる状態)を高める要素でもあります。すべてのユーザーが使いやすいサイトづくりは、Googleが重視するユーザーファーストの考え方とも合致します。alt属性を丁寧に設定することは、SEOのためだけでなく、サイトの品質そのものを高める取り組みといえます。

alt属性の正しい書き方

alt属性は、ただ設定すればよいわけではありません。効果を高めるには、いくつかのポイントを押さえて書くことが大切です。

  1. 画像の内容を具体的かつ簡潔に説明する
  2. 関連するキーワードを自然な形で含める
  3. 長すぎず、要点が伝わる長さにまとめる
  4. 装飾目的の画像はalt属性を空にする

画像の内容を具体的に説明する

alt属性には、画像が何を表しているかを具体的に書きます。たとえば「写真」「画像」といった漠然とした言葉ではなく、「白い陶器のマグカップに入ったコーヒー」のように、見たままの内容が伝わる説明を心がけます。画像を見られない人が読んでも内容を想像できるかどうかが、よいalt属性の目安です。

キーワードを自然に含める

SEOを意識して関連キーワードを含めるのは有効ですが、あくまで画像の内容を説明する文章の中で自然に使うことが前提です。キーワードを羅列したり、画像と関係のない言葉を詰め込んだりすると、かえって評価を下げる原因になります。「画像の説明」と「キーワード」のどちらも満たす、自然な一文を目指しましょう。

装飾目的の画像は空のalt属性にする

区切り線や背景、装飾アイコンなど、内容として意味を持たない画像には、alt=""(空のalt属性)を設定します。こうすることで、スクリーンリーダーが不要な画像を読み飛ばし、ユーザーの閲覧体験を妨げません。alt属性自体を省略するのではなく、空であっても記述しておくことが推奨されます。

alt属性の記述例

具体的な記述例を、良い例と悪い例で比較してみましょう。

良い記述例

  • 商品写真:alt="赤い革製のショルダーバッグ(正面)"
  • グラフ:alt="2025年の月別売上推移を示す棒グラフ"
  • 装飾画像:alt=""(空にする)

避けたい記述例

  • 漠然としすぎ:alt="画像" / alt="写真1"
  • キーワードの詰め込み:alt="バッグ 革 安い 通販 おすすめ 人気 セール"
  • ファイル名のまま:alt="IMG_0234.jpg"

alt属性でよくある失敗

alt属性は、設定の仕方を誤るとSEO効果が得られないどころか、マイナスに働くこともあります。代表的な失敗例として、すべての画像に同じキーワードを入れる、関係のないキーワードを詰め込む、本来説明が必要な画像のalt属性を空にしてしまう、といったものがあります。alt属性はあくまで「画像の内容を正確に伝える」ことが目的であり、その原則を外れた使い方は避けましょう。

まとめ

alt属性とは、画像の内容を検索エンジンやユーザーに伝えるための代替テキストです。適切に設定すれば、画像検索からの流入やページ内容の理解促進、アクセシビリティ向上など、SEOとユーザー体験の両面でメリットがあります。ポイントは、画像の内容を具体的かつ簡潔に説明し、関連キーワードを自然に含め、装飾画像は空にすること。難しいテクニックではなく、一つひとつの画像に丁寧な説明を添える積み重ねが、サイト全体の品質と評価を高めていきます。

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