サーチコンソールでのサイトマップ登録手順|送信できない時の対処法も解説
2026年6月4日
著者: 与謝秀作
サイトを公開したら、まずやっておきたいのがGoogleサーチコンソールへのサイトマップ登録です。サイトマップを送信しておくと、Googleのクローラーにサイトの構造を伝えられ、ページの発見やインデックス登録を促しやすくなります。
とはいえ、「手順がよく分からない」「送信したのにエラーになる」といったつまずきも起きがちです。本記事では、サーチコンソールでのサイトマップ登録手順をステップごとに解説したうえで、「送信できない」「取得できませんでした」といったよくあるエラーの原因と対処法もまとめます。
サイトマップをサーチコンソールに登録する意味とメリット
サイトマップ(XMLサイトマップ)は、サイト内にどのようなページがあるかを検索エンジンに伝える「サイトの地図」のようなファイルです。これをサーバーに置いただけではクローラーが存在に気づかないことがあるため、サーチコンソールからURLを送信して「ここにサイトマップがあります」と明示するのが確実です。
サーチコンソールに登録する主なメリットは次の通りです。
- Googleが見落としがちなページをクロールしてもらいやすくなる
- 新しいページや更新をより早くインデックスしてもらいやすくなる
- 送信したURL数やインデックス登録状況を管理画面で確認できる
立ち上げたばかりで被リンクが少ないサイトほど、クローラーに見つけてもらう手がかりとしてサイトマップの効果が大きくなります。
事前準備:XMLサイトマップを用意する
登録の前に、送信するXMLサイトマップが用意できているか確認しましょう。作成方法は使っている環境によって異なります。
- WordPressの場合:XMLサイトマップ生成プラグイン(例:XML Sitemapsなど)や、SEOプラグインのサイトマップ機能を使うと、自動で生成・更新されるため手軽です。
- その他のCMS・自作サイトの場合:サイトマップ生成ツールやCMSの機能でsitemap.xmlを作成し、サーバーのドメイン直下にアップロードします。
いずれの場合も、ブラウザでサイトマップのURL(例:https://example.com/sitemap.xml)にアクセスし、XMLが表示されるかを必ず確認しておきましょう。この時点で表示されなければ、送信してもエラーになります。
サーチコンソールでのサイトマップ登録手順
サイトマップの準備ができたら、以下の手順でサーチコンソールに送信します。事前に対象サイトの所有権確認(プロパティ登録)が完了していることが前提です。
STEP1:サーチコンソールで対象のプロパティを選ぶ
Googleサーチコンソールにログインし、画面左上のプロパティ選択メニューから、サイトマップを登録したいサイト(プロパティ)を選びます。
STEP2:左メニューの「サイトマップ」を開く
左側のサイドバーにある「サイトマップ」メニューをクリックします。画面上部に「新しいサイトマップの追加」の入力欄が表示されます。
STEP3:サイトマップのURLを入力して送信する
「新しいサイトマップの追加」の入力欄に、ドメイン以降のパス(多くの場合はsitemap.xml)を入力し、「送信」ボタンを押します。ドメイン部分はすでに表示されているため、残りのパスだけを入力する形です。
STEP4:ステータスが「成功しました」になるか確認する
送信後、下部の「送信されたサイトマップ」一覧に表示されるステータスを確認します。「成功しました」と表示されれば登録完了です。「検出されたURL」の件数が実際のページ数と大きくずれていないかも見ておくと安心です。なお、初回送信時は一定期間「保留中」と表示されることがありますが、時間をおいて再確認すれば解消されるケースがほとんどです。
サイトマップを送信できない・エラーが出る時の対処法
送信後にステータスが「成功しました」以外になることがあります。よくあるエラーと、それぞれの原因・対処法を解説します。
「取得できませんでした」の原因と対処
Googleがサイトマップにアクセスできないときに表示されます。主な原因と対処は次の通りです。
- URLの入力ミス:ファイル名のスペルやパスが違う。ブラウザで表示できた正しいURLをコピーして再送信します。
- ファイルの設置場所違い:sitemap.xmlが意図した場所(通常はドメイン直下)にアップできているか確認します。
- クローラーがアクセスできない:robots.txtでブロックしていないか、Basic認証やログインで保護された領域に置いていないかを見直します。一般ユーザーは見えてもクローラーはブロックされているケースがあります。
- 一時的なサーバーエラー:サーバーの一時的な不調で取得できないこともあるため、しばらく時間をおいて再送信します。
「一般的なHTTPエラー」の原因と対処
サイトマップにアクセスした際にHTTPステータスの異常が返ったときに表示されます。ブラウザでは開けるのにエラーになる場合、プラグインが生成するURLの形式が不正(パラメータ付きURLになっているなど)なケースがあります。WordPressではパーマリンク設定の見直しや、サイトマッププラグインの再設定で解消することがあります。URL検査ツールの「公開URLをテスト」で、サイトマップURLにGoogleがアクセスできるか確認すると原因を絞り込めます。
「読み取り可能ですが、エラーがあります」の原因と対処
サイトマップ自体は読み取れているものの、中身に問題がある状態です。詳細画面でエラーの概要を確認し、記述されているURLの形式誤りや、サイトマップに含まれるタグの記述ミスなどを修正します。生成ツールを使っている場合は、ツールを最新版に更新して再生成するのも有効です。
送信ボタンが押せない・反応しない場合
そもそも送信ボタンが押せない・画面が進まないときは、そのプロパティの所有権確認が完了していない可能性があります。まずはプロパティ登録が正しく完了しているかを確認しましょう。また、ブラウザの拡張機能が干渉しているケースもあるため、シークレットウィンドウや別ブラウザで試すと解消することがあります。
登録後にやっておきたいこと
登録が成功しても、それで終わりではありません。送信後のポイントを押さえておきましょう。
- 「送信」と「検出されたURL」の件数に大きな乖離がないかを確認する
- ページを大きく追加・更新したときはサイトマップが最新状態になっているか確認する
- インデックス登録状況は「ページのインデックス作成」レポートでもあわせてチェックする
サイトマップは一度送信すれば、以降はコンテンツを更新するたびにGoogleが自動で再取得します。毎回手動で送り直す必要はなく、ステータスが「成功」のまま保たれていれば問題ありません。
まとめ
サイトマップのサーチコンソール登録は、「プロパティを選ぶ→サイトマップメニューを開く→URLを入力して送信→ステータスを確認」という4ステップで完了します。難しい作業ではありませんが、エラーが出たときは「ブラウザでサイトマップURLが開けるか」「URLのパスが正しいか」「クローラーがブロックされていないか」を順に確認するのが解決の近道です。
まずは正しいサイトマップを用意して送信し、「成功しました」の表示を確認するところから始めてみてください。


