検索ボリュームとは?調べ方とSEOキーワード選定への活用法
2026年7月31日
著者: 与謝秀作
SEOでキーワードを選ぶとき、必ず確認したいのが「検索ボリューム」です。どれだけ検索されているかを知らずに記事を作ると、そもそも誰にも読まれないキーワードを狙ってしまうこともあります。本記事では、検索ボリュームとは何かという基本から、具体的な調べ方、そしてSEOのキーワード選定にどう活用するかまでをわかりやすく解説します。
検索ボリュームとは?
検索ボリュームとは、あるキーワードがGoogleなどの検索エンジンで検索されている回数のことです。一般的には1か月あたりの回数を指し、「月間検索ボリューム」とも呼ばれます。数値が大きいほど、そのキーワードが多くの人に検索されている=需要が大きいことを意味します。
なお、検索ボリュームは正確な実測値ではなく、あくまで概算の推測値である点に注意が必要です。また、季節やトレンドによって変動するため、月単位のデータで見るのが一般的です。先月は多く検索されていたキーワードでも、翌月には減っていることもあります。
検索ボリュームによるキーワードの分類
検索ボリュームの大きさによって、キーワードは大きく3つに分類されます。それぞれ特徴が異なります。
ビッグキーワード:検索ボリュームが非常に大きい、1〜2語の広いキーワード(例:「SEO」など)。アクセスは見込めるが、競合が多く上位表示は難しい。
ミドルキーワード:中程度のボリュームを持つ、2語程度のキーワード。ビッグとロングテールの中間で、バランスがよい。
ロングテールキーワード:検索ボリュームは小さいが、3語以上で構成される具体的なキーワード。競合が少なく、検索意図が明確で成果につながりやすい。
検索ボリュームの調べ方
検索ボリュームは専用のツールを使って調べます。代表的なツールを紹介します。
1. Googleキーワードプランナー
Googleが公式に提供する無料ツールで、検索ボリュームに加えて「競合性」や「関連キーワード」なども確認できます。もともとはGoogle広告(リスティング広告)のためのツールですが、SEOのキーワード調査にも十分役立ちます。使い方はおおまかに次のとおりです。
Google広告にログインし、「ツールと設定」から「キーワードプランナー」を選ぶ。
「検索のボリュームと予測のデータを確認する」を選ぶ。
調べたいキーワードを入力して開始すると、検索ボリュームの目安が表示される。
ただし注意点として、広告を出稿していないアカウントでは「1万〜10万」のようなざっくりした範囲でしか表示されません。より詳細な数値を見たい場合は、広告を出稿しているアカウントで利用する必要があります。
2. Ubersuggestなどのキーワード調査ツール
Ubersuggestは、検索ボリュームに加えてSEO難易度も数値で表示されるため、初心者にもわかりやすいツールです。ほかにも、AhrefsやSemrushといった有料ツールは、検索ボリューム・競合性・関連キーワード・上位サイトの分析まで一体で行え、本格的にSEOに取り組む場合に役立ちます。
3. Googleトレンド
Googleトレンドは、検索ボリュームの実数ではなく、最高値を100とした相対的な人気度を表すツールです。複数のキーワードを比較したり、検索需要が伸びているか下がっているかの傾向をつかんだりするのに向いています。数値そのものより「トレンドの方向性」を見るのに便利です。
SEOキーワード選定への活用法
検索ボリュームは、調べるだけでなくキーワード選定に活かしてこそ意味があります。具体的な活用ポイントを紹介します。
1. 需要のあるキーワードを見極める
検索ボリュームは「そのテーマにどれだけ需要があるか」を示す指標です。ボリュームがほぼゼロのキーワードで記事を書いても、上位表示できてもアクセスはほとんど見込めません。まずは一定の検索需要があるキーワードかどうかを確認しましょう。
2. ボリュームと競合性のバランスを取る
検索ボリュームが大きいキーワードは魅力的ですが、その分ライバルサイトも力を入れており、上位表示は難しくなります。一方でボリュームが小さすぎると集客につながりません。自社サイトの規模や強さに見合った、ボリュームと競合性のバランスが取れたキーワードを選ぶことが重要です。
3. ロングテールキーワードを狙う
特にサイトを立ち上げたばかりの段階では、いきなりビッグキーワードで戦うのは困難です。検索ボリュームは小さくても、競合が少なく検索意図が明確なロングテールキーワードを積み重ねるほうが、着実にアクセスと成果を得やすくなります。
4. 検索意図とあわせて判断する
検索ボリュームの数値だけで選ぶのは危険です。同じボリュームでも、そのキーワードで検索する人が「知りたいだけ」なのか「購入を検討している」のかで、成果への貢献度は大きく変わります。ボリュームは判断材料の一つとし、検索意図や自社の目的(集客・購入・問い合わせなど)とあわせて総合的に選定しましょう。
まとめ
検索ボリュームとは、キーワードが検索エンジンで検索されている月間の回数(推測値)で、そのテーマの需要を測る基本指標です。Googleキーワードプランナーをはじめ、Ubersuggestや各種有料ツール、相対的な傾向を見るGoogleトレンドなどで調べられます。
キーワード選定では、需要のあるキーワードを見極めたうえで、ボリュームと競合性のバランスを取り、サイトの状況に応じてロングテールを狙うことがポイントです。数値だけに頼らず、検索意図や自社の目的とあわせて判断することで、アクセスと成果につながるキーワードを選べます。


