レスポンシブ広告とは?RSA・RDAの入稿規定と改善手順

2026年4月22日

著者: 与謝秀作
レスポンシブ広告とは?入稿規定・効果的なクリエイティブの作り方

レスポンシブ広告は、登録した複数の素材を掲載状況に合わせて組み合わせる広告です。検索広告のRSAとディスプレイ広告のRDAでは、使う素材と掲載環境が異なります。「自動で最適化されるから、文章や画像を多く入れればよい」とは考えず、どの組み合わせでも正しく伝わる素材を用意します。

この記事の入稿例はGoogle広告について、2026年10月1日に確認した仕様を基準にしています。他社広告や別の形式へそのまま適用しないでください。

RSAとRDAを比較する

項目

RSA:レスポンシブ検索広告

RDA:レスポンシブディスプレイ広告

主な掲載環境

検索結果

Webサイト・アプリ等の広告枠

主な素材

見出し、説明文

画像、ロゴ、見出し、説明文、動画等

設計の中心

検索の疑問と提供条件への回答

視覚的な理解と次の行動

主な点検

表現の重複、必須条件、リンク先

トリミング、文字の可読性、素材の組み合わせ

入稿前に確認する規定

GoogleのRSA公式説明では、見出しは最大15個・各30文字、説明文は最大4個・各90文字です。日本語など全角文字は2文字として数えるため、「日本語30文字をそのまま入れられる」とは限りません。

RDAの画像素材

推奨サイズの例

最小サイズの例

横長画像(1.91:1)

1200×628

600×314

正方形画像

1200×1200

300×300

横長ロゴ(4:1)

1200×300

512×128

正方形ロゴ

1200×1200

128×128

RDAは公式の作成手順にあるファイル容量、見出し・説明文等の条件も確認します。ここにない素材形式や自動生成の設定は、入稿する画面とヘルプで確認してください。サイズを満たしても、重要な情報が切れていれば使いやすい素材ではありません。

一つの商材で素材を作る例

架空のチーム向け予約管理ソフトを例にします。無料範囲や支援条件などは、実際の商品に合わせて検証してから表現します。

役割

見出し例

説明文で補足する内容

課題

予約の重複を確認

予定を一覧で見直せる具体的な機能

用途

チームの予約管理

どの担当者が、何を共有できるか

比較

機能と料金を比較

利用人数やプランごとの条件

次の行動

導入ガイドを見る

クリック先で読める内容

同じ意味の言い換えだけを大量に追加するより、異なる判断材料を用意します。「完全無料」と「有料プラン限定」が並ぶ、対象者や期間が矛盾する、見出しが同じ説明を繰り返す、といった組み合わせを避けます。

固定表示と必須条件の扱い

RSAでは位置の固定ができますが、固定したすべての位置が毎回表示されるわけではありません。Googleは見出し1・2、説明文1の固定と、見出し3・説明文2の固定で表示の扱いを区別しています。毎回必要な条件がある場合は、表示される位置と遷移先を確認し、審査や法務の確認も含めて設計します。

固定を増やすほど組み合わせの自由度は小さくなります。必須表現のために固定するのか、順番を好みに合わせたいだけなのかを分けて考えましょう。

公開前のチェックリスト

  • 各見出し・説明文が単独でも意味を持つ。
  • 価格、期間、対象者、無料範囲がどの組み合わせでも矛盾しない。
  • 必須条件が省略される可能性を確認した。
  • 画像やロゴの縦横比、容量、権利、トリミングを確認した。
  • 広告の約束と遷移先の情報が一致する。
  • 成果の成功条件と重複防止を確認した。

プレビューは代表的な表示の確認に役立ちますが、すべての掲載状況を保証するものではありません。自動作成・加工の機能を使う場合も、許可範囲と結果を確認できる担当を決めます。

改善は広告の評価表示だけで決めない

広告の有効性などの診断表示は素材改善の手掛かりですが、売上や有効問い合わせそのものではありません。組み合わせ別の配信結果も、均等に割り付けたA/Bテストとは条件が異なります。

変更するときは、対象と期間をそろえ、どの仮説を確かめたか記録します。例えば「価格条件が分かりにくいため対象外のクリックが多い」という仮説なら、価格説明を改善し、CTRだけでなく有効問い合わせ率やCPAまで見ます。少ない表示や成果だけで素材を次々に入れ替えず、成果が確定するまでの時間も考慮してください。

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出典・確認先

媒体仕様・公開資料は2026年10月1日に確認しました。利用できる機能や画面はアカウント・地域で異なる場合があるため、設定前に公式案内を確認してください。

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