ディスクリプションの書き方|ブログ・サービス・商品ページの改善例
2026年5月28日
著者: 与謝秀作
ディスクリプションは、ページの内容を短く説明する文章です。ここでは検索向けのmeta descriptionを、本文から正確に書く方法を扱います。言葉を飾るより、何を知りたい人にどの答えがあるかを伝えましょう。HTMLの設定や検索スニペットの仕組みは関連記事に分け、この記事では執筆と添削に集中します。
ディスクリプションでページの内容を短く伝える
説明文は、タイトルだけでは伝わらない範囲や条件を補います。タイトルと同じ文を繰り返すより、読者が「自分の疑問に合うページか」を判断できる情報を選びます。Googleのスニペット資料も、ページごとの内容を表す説明を案内しています。
検索結果では本文の別の箇所が使われる場合もあります。書いた文を必ず表示する仕組みではなく、順位を上げる点数でもありません。文章の目標は、ページにある価値と条件を誤解なく伝えることです。
読者・疑問・本文の答えを整理して書く
先に本文を読み、次の四つを埋めます。特に「本文にない約束」を書き出しておくと、無料資料、成果保証、対応範囲をうっかり足すのを防げます。以下は架空のフォーム改善記事の編集シートです。
欄 | 記入例 |
|---|---|
想定読者 | 問い合わせフォームの運用担当 |
困りごと | 完了率をどう測り、入力エラーをどこから直すか分からない |
本文が答えること | 到達・開始・受理成功の分母と、入力エラーの点検手順 |
本文にない約束 | 売上増加の保証、配布テンプレート、自動診断機能 |
この材料から「問い合わせフォームの完了率を、到達・入力開始・送信成功に分けて測定。入力エラーと操作の迷いを点検する手順を説明します」と書けます。タイトルの主題を保ちつつ、読むと分かる作業を具体化しています。
ブログ記事の悪い例と改善例
次は解説用の架空例です。本文要約を先に決め、説明文のどこが弱いかを示します。実際の記事や調査の成果を表すものではありません。
項目 | 架空のブログ記事 |
|---|---|
本文要約 | 小規模サイトでユーザー、セッション、PVを数え、日別のユーザーを単純合算できない理由を説明 |
修正前 | UUとは?初心者にも分かりやすく徹底解説。必見の情報を紹介します。 |
修正後 | UU・セッション・PVの違いを同じ訪問例で確認。GA4のユーザー指標と、日別人数を足せない理由を計算例で説明します。 |
修正理由 | 「必見」等の抽象語を、実際に扱う指標と計算へ置き換えた |
本文にない数字を効果として足さず、重複する定義だけで埋めないことがポイントです。検索語は自然に使い、同義語を羅列するだけの文章にしません。
サービス・商品ページで条件を明確にする
サービスや商品は、対象者や対応条件が判断に関わります。以下の二つも架空の事業・商品です。料金や仕様を実在する提供内容として読み替えないでください。
項目 | サービスの例 | 商品の例 |
|---|---|---|
本文要約 | 企業向け60分のオンライン相談。事前ヒアリング後に範囲と見積を提示 | 500mLの保冷ボトル。手洗い推奨で食洗機は使用不可 |
修正前 | 最高の相談サービスで課題を即解決! | 大人気の高品質ボトル。今すぐ購入! |
修正後 | 企業向けオンライン相談の対象と進め方を紹介。事前ヒアリングから対応範囲・見積の確認までを説明します。 | 500mL保冷ボトルのサイズ、使い方、お手入れを紹介。食洗機を使えない条件など、購入前の確認事項をまとめました。 |
修正理由 | 即解決という保証を外し、確認できる工程を示した | 人気の根拠を作らず、仕様と制限を示した |
価格が変わりやすいページでは、説明文と本文の更新を同じ担当で確認します。配布物や無料枠を載せる場合も、その存在と条件を読み戻してから使用します。
日英で自然に書き分ける方法
英語版は日本語の文字数へ機械的に合わせません。主語、作業、条件が自然に読める文章にします。先ほどのブログなら「Compare unique users, sessions, and page views with one visit example. Learn which GA4 user metric to use and why daily user counts do not simply add up.」という形で、英語読者が使う語を選べます。
長さは読みやすさの確認項目ですが、特定の文字数なら全文表示や高CTRが保証されるわけではありません。語順を無理に削って意味が曖昧になるより、必要な条件を残します。日本固有の制度や商品の仕様を翻訳する場合は、適用する国や対象も確認します。
公開前チェックと変更後の検証
公開前には、本文と同じ主題か、条件が正しいか、タイトルの反復だけになっていないかを確認します。変更後は、書いた文が公開HTMLへ出たかを点検し、数値と表示文面を別々に記録します。
- 本文にない調査・監修・無料資産・成果保証を入れていないか。
- 対象ページと言語、商品仕様、価格の確認日が合うか。
- 重要な説明を後半だけに置いていないか。
- 公開日と変更内容を残しているか。
説明用の期間 | 表示 | クリック | CTR |
|---|---|---|---|
変更前 | 20 | 1 | 5% |
変更後 | 30 | 1 | 約3.3% |
この架空例ではCTRは下がりますがクリック数は同じです。日数や検索語句、順位の条件をそろえずに「悪化」と断定できません。GSCの検索実績で実数と条件を確認し、少ない表示では判断を保留します。検索に別文が出る場合は、文章を何度も変える前に設定とスニペットの仕組みを確認しましょう。
関連記事
まず本文を読み、4欄の編集シートを使って一ページ分の説明文を作ってみましょう。検索結果の説明が想定と異なる場合は、関連記事のmeta descriptionの解説で設定とスニペットの仕組みを確認できます。


